2010/09/08 更新|心のノート:中学生向け運気
- 第三の道(菅直人)
- 菅直人は日本の総理大臣だ。
内閣発足時の所信表明で菅直人は、「第三の道」のキーワードを掲げた。
「第三の道」とは、公共事業や市場主義に距離を置き、社会保障などを成長分野として日本経済を浮揚させる案だ。
菅直人が目指す「第三の道」は、既存の積極財政とは一線を画すという。
しかしその「第三の道」のキーワードも、いまやすっかり菅直人から口から聞かれなくなってしまった。
◇ ◆ ◇ ◆
中学生諸君。
諸君らの中には、クラス内のジャンケンに負けて、しぶしぶ生徒会選挙に出ざるを得なくなった諸君もいることだろう。
かたやA組の山本は、堂々と「校則撤廃、スカートの自由化、携帯電話の自由使用」などを掲げ、男女問わず下級生の人気を集めている。
しかし、キミにはそんな学校を変えたい情熱もなく、ただ立候補した理由は、同じクラスに誰も立候補したい奴がおらず、ジャンケンで負けたから・・・という消極的理由でしかない。
そんなとき、それをそっくりそのまま体育館の壇上で言ったらどうなるだろう。
キミの演説を聞いて担任は
「馬鹿正直モノとはこのことだ。オレの顔を潰しやがって。理由はできた。内申点はおもいっきり下げてやる」
と怒り心頭だろう。
「んなこと言ったって、オレはもうあと半年もすれば卒業。学校を変えようとか、そんな気持ちなんてねーんだよ」
と嘆いている中学生諸君。そんなときこそ、菅直人の名言を思い出すのだ。
「1に給食、2に給食、3に給食。この学校を再び進学校に導くために、積極的学習を辞めて、第三の道を目指します」
と適当に抽象論をぶちまけておこう。
「第三の道」の中身なんて知らなくていい。ポイントは、いかにもそれらしいキーワードを並べておくことだ。
もう少し担任への印象を良くしたい場合は、「第三の道」を「第三の波」と置き換えよう。
落選しても、担任教師はキミの口から出たキーワードに驚き、担任教師はキミに一目おくようになるだろう。
著者紹介

齋藤 健一郎(さいとう けんいちろう)
名言コラムニスト。名言ウォッチャーとして、日々人物の発言、コメント、著書などをクローリングしている。これまで感動した名言は数知れず。「名言を応用することで、実生活の運気を高めることは可能である」が信条。名言によって心のノートが開かれ、新しい人生の1ページが記される。すなわち、名言とは応用の連続なのである。
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